こらこら

「初見さんいらっしゃい」に強い憧れ。

メモ型日記

・昨日は電車に乗って出かけた。かつて通勤通学に使っていた懐かしい私鉄で、暗めの赤とクリーム色の車両とか、ガタガタッと震えながら開くドアとか、総じて全然変わってなくてほくほくあったかい気持ちになった。ここに引越してきて初めての電車だったからそれも嬉しかった。前進したような、後退したような、変な感じ。

・やがて終わるであろう人とも昔その電車に乗ったことがある。私の実家近くの海で朝まで飲んだとき。そのまま私は大学へ行くために、予備校生だったその人は自分ちへ帰るために乗った。朝の満員の時間帯なのに何となく向かい合って立ってしまい、人に押されて時々ぴとっとくっついては「ごめん!」て言い合った。そんな、本当にあった漫画みたいな話を思い出し、にへらにへらしながら街へ向かったのでした、昨日。