こらこら

「初見さんいらっしゃい」に強い憧れ。

メモ型日記

・また畑やりたくなってきた。甘いキャベツ食べたい。

・鰯を釣りに行って、あなたはじゃんじゃん釣っちゃって!私は釣ったそばから手開きしていくから!というのをやりたい。手開きした鰯はちゃんと血抜きもして氷を敷き詰めたクーラーボックスに並べていくんです。クーラーボックスが鰯でいっぱいになったらヨットハーバーの近くにある家に帰って冷凍庫から半分凍ったビールを出し、台所で飲みながら鰯にすっすっすーと包丁を入れ刺身にします。千切りしておいた青じそと茗荷を混ぜこぜにしたやつをボウルに山盛りしてまな板の上にドンッと置き、2人は立ったまま氷で締まった鰯を青じそや茗荷と一緒に食べるんです。醤油か?いやポン酢だろー?とか言いながら。わさびか?いや生姜だろー?とか言いながら。2人とも手が鰯臭いので首からかけたタオルに触れられず、もうTシャツの肩で汗を拭いつつ食べるんです。

・…てこれ夏の話だった。ストーブの前で毛布にくるまる話も考えなくては。

・喫茶店とか、農家とか、八百屋とか、食に関する仕事につく機会が割と多くて、歳とともにというか、勤続年数が加算されるごとに、「食べること」のランキングが上がってきました。生活の中で。今年は3位くらいまで上がってきた。

・この社会の状況と自分の人生の流れ的な何かが相乗した結果、今年はほんまもんの孤食というのを経験することになりました。相乗してるから過度な感傷が入ってきてはいるんだけど。友達と食べた砂肝や、もうすぐ終わりそうな誰かと食べたてんぷらや、はらちゃんが届けてくれたマスカット、先輩がお裾分けしてくれたいちじくが、孤食に飲まれそうな私を助けてくれているのは確かで、この自分の内側で確かな何かを、ヨットハーバーの近くのスナック的な何かで、外から来た人にも感じてもらえるような何かにしたいと、まだぼんやりだけど思います。ここだけの何かの話。

・ここだけの話でもないな。意外と公言している。そうなるとプレッシャーが…。いっかいみんな忘れてもらっていいですか?